機動戦士ガンダム アレックスvsリック・ディアス

アニメのメカ

アレックスとリックディアスどっちが強い?

そんな質問をされた

空想世界の兵器でも現代の兵器や工業製品の進化が当てはまる

ガンダムRX-78NT-1コードネームはアレックス

1年戦争末期に開発された第1世代の機体だ

RX-78-2ガンダムの性能向上版として出力は1.3倍の1420kw

コックピットにコアブロックは無く全天周囲モニター・リニアシートを採用

装甲はルナチタニウム合金

スラスターはメインスラスター35000kg×2、サブスラスターに7000kg×2、8000kg×6、7000kg×6と合計174000kg

駆動系にマグネットコーティングを施し運動性を向上させた

対するRMS-099リック・ディアスは第2世代機

宇宙世紀0087年グリプス戦役に使用された機体だ

第1世代のモビルスーツは非可動のフレームに関節を固定し機体を可動させる

第2世代はムーバブルフレームと呼ばれる可動する内部骨格を持ち、これによって装甲と駆動の為の内部構造を別体化出来た為に運動性のさらなる向上が実現した

装甲にガンダムリウムγ合金

出力1833kw

メインスラスター推力は74800kgとブースター・バインダー2基搭載

コックピットは全天周囲モニターになり頭部に搭載され脱出ポッドとされている

モビルスーツが第2世代となったのはRX-178 ガンダムMk-Ⅱより以降からである

Mk-IIはムーバブルフレームに全天周囲モニターは採用されているが装甲にチタン合金セラミック複合材が使用されガンダムリウムγ合金は採用されていない

RX-78NT-1は量産型と違い莫大なコストをかけて製造されている1機だけの機体だ

それだけで圧倒的に強いと思われがちだが両者には8年以上の時期に違いがある

工業製品にとってこの時間は大きな進歩に十分な時間がある

特にエレクトロニクスは大きく変わるだろう

教育型コンピュータの処理速度は早くなり小型化と省電力が図られる

操作系の処理速度の向上はモビルスーツ戦で生かされる

ネットワークの進化は共同戦線での効率を一気に加速させる

エレクトロニクスの進化は古い機体を最新の兵器によみがえらせる

例えばマグダネルダグラスF-15イーグル戦闘機

初飛行は1972年

いまだに近代化改修を繰り返しながら第一線であり続けている

改修のほとんどが電子機器の変更だ

この例を参考にすれば8年も以降の機体であるリックディアスがアレックスに劣る事は無いと考えるのが当然だろう

 

 

 

 

 

 

 

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