イナックス製トイレの水漏れ!フロート弁まるごと交換。自分で修理3790円

現実のメカ

トイレの水がチョロチョロと漏れて止まらない場合にはフロート弁のオーバーフロー管が亀裂が入って漏れている場合がある

イナックス製のタンクだとタンクの蓋を開けたら底から真っ直ぐ立っている白いプラスチックの管だ

この管の根元はけっこう折れやすいそうだ

このフロート弁と呼ばれる部品はタンクの裏側から大きなネジで固定してあるためタンクを便器から外す作業が必要になってくる

やったこと無い人にはずいぶんと大掛かりな作業に思えるが初心者でも1時間とかからないし部品代もアマゾンなら3790円程で済む

まずは部品の調達だがイナックス製だと部品番号はトイレに向かって左側側面に印刷してある

タンク、便座共に見ておく

自分の家で使用している便器番号はC-18S、タンクはT510Uだった

次にタンクの中をのぞきタンク底からオーバーフロー管のてっぺんまでの高さを測っておく

コイツは26cm程だった

それから底に沈んでいる黒い玉、ゴム玉の直径を測る

コイツは65mm

これを元にイナックスのいいナビというホームページを開き取り替え部品をクリック

画像を見ながら探すのロー一般洋風便器をクリック

品番検索にタンク番号を入力すると同型の組み合わせが表示される

詳細情報をクリック

バリエーションからタンクの詳細情報をクリック

タンク部バリエーションから取り替え用部品(分解図)をクリック

取り替え用部品(分解図)選択の選択をクリック

分解図が表示される

欲しい情報はフロート弁と密結パッキンだ

下にスクロールすると部品品番表がある

古い機種だと部品は廃番になり注記に代替え品番が記載されている

欲しい部品は廃番だったため代替え品番のDTF-811フロート弁をメモして次は密閉パッキンを調べる

密結パッキンはタンクと便器の間に入れるものでフロート弁の底の外径と同じ内径を持っているゴム製の輪っかだ

フロート弁の分解図からはフロート弁の底の外径はわからない

フロート弁イナックスいいナビで検索するとフロート弁・ロータンク内部金具情報検索イナックスいいナビと出てくる

ここにフロート弁が出てくるがゴム玉65mmをクリックするとフロート弁のネジ外径(呼び径)が表示される

呼び径で50mm

これで部品番号とサイズは獲得した

これを元にネットでイナックスフロート弁と入力すれば検索ヒット

頭文字に違いがあるがTF-811は表示される

フロート管27センチと近いものがあるのでこれに決定

密結パッキンはフロート弁と付いでいっしょに紹介されている51mm用密結パッキンを購入

さて作業だが工具が別途必要だ

タンク横に止水バルブがあるならマイナスドライバー大

タンクと便器をつなぐボルトを回すのに14mmのスパナかソケットレンチ

フロート弁をタンク底に固定しているナットを回すウォータポンププライヤー51mm以上

タンクの中に水を給水してる配管を外すのにモンキーレンチかスパナ等

あとはペーパータオルと新聞紙かビニールシート

では作業を始めよう

あらかじめタンクを置いて作業する場所を確保して新聞紙かビニールシート等を敷いておく

便器下に潜るように作業するので周りは掃除しておくと良い

タンクのフタを外して安全な場所に置く

便器やタンク、壁や床のタイルなど割れやすいものばかりのため工具は高いところや不安定なところに置かないことと回した勢いで工具をカチッと当てたら割れてしまったなどないよう十分注意が必要だ

まずは給水を止める

タンク横に止水バルブがあるならマイナスドライバーで右に回して止めておく

バルブが見当たらないなら家の外にある元バルブを手で閉める

ただしこれだと家中の水は使えないので注意が必要だ

次にタンクにつながる給水配管を外す

モンキーレンチかスパナで回せばすぐに外れるが小さなパッキンが入っていたりするので無くさないようにする

タンクの中の水を排水して最後に排水できずにいる水をタオル等できれいに吸い取ってしまう

ゴム玉のくさりをレバーから外す

クリップで止まっているのでけっこう取りずらいのでケガに注意

便器下、タンクの載っているところを下から見るとナットで固定されているのが見える

左右にあるのでスパナかソケットレンチでナットを外す

これでタンクと便器は固定されていない

あとはタンクを引っ張りあげるわけだが密結パッキンがくっついて取れにくいが左右に揺らして剥がすようにすれば外れるはずだ

タンクはかなり重く便器の奥側なので取り出しにくいので注意が必要だ

取り出したらあらかじめ用意しておいた場所に横にして置いてまずトイレの清掃だ

タンク裏や便器裏壁等、タンクが無いことので清掃しやすくなってるはずだ

この機会にやっておいて損はない

便器とタンクにつながる穴に密結パッキンが残っていたら外してきれいにしておこう

次にタンクからフロート弁を外すわけだが作業はタンクを横倒しにしたままが良い

でないと倒したときタンクを割ってしまうかもしれないからだ

フロート弁はタンク外から突き出ている管を大きなナットで止めているだけなのでウォーターポンププライヤーではさんで左に回せばナットが外れるのであとはタンクの中からフロート弁を引っ張り出すだけだ

古いものだとこの大きなナットに密結パッキンがべったりくっついてナットを見えなくしてしまっているが密結パッキンはもろくなっているのでマイナスドライバーでこすればナットが見えるようになるだろう

あとはタンクを清掃して新しいフロート弁を用意する

フロート弁のオーバーフロー管にゴム玉のくさりがセロテープで止めてあるので外して置く

取り付けた後ではがそうとするとオーバーフロー管に余計な力がかかって破損させるかもしれないからだ

新品のフロート弁から大きなナットを取り外しフロート弁を穴に通して外から大きなナットでゆるめにしめてタンク内をのぞき、元付いていたのと同じ位置ならナットを締め付ける

力一杯しめないこと

タンク内にはフロート管にパッキンが入っているしタンクはタンク陶器製でフロート弁もプラスチックなので力一杯しめなくても大丈夫だ

次に便器のタンクとつながる穴に密結パッキンを設置する

ななめカットしてあるほうが上だ

あとはタンクを元の位置に戻す

密結パッキンが新品なので厚みがありグラグラしてる

左右のナットを便器下側から潜るようにしてタンクの左右の傾きを見ながら均等にしめていく

片側だけ先にしめてしまうと傾いて付いてしまうからだ

タンクの取り付けが終わったら給水配管をつなぐ

止水バルブを開けて水をゴム玉が浸かるまで入れ止水バルブを閉めてタンクからの水漏れをしっかりと確認する

ここで漏れていたらまたやり直しだ

水漏れがなかったらゴム玉のクサリをクリップでレバーにつなぐ

クサリを引っ張りすぎてゴム玉が穴から浮いていないように注意する

再度止水バルブを開けて給水してオーバーフロー管より下で給水が止まるのを確認する

便器をのぞいてたまっている水に動きが無ければ作業は成功だ

レバーを小にして水が適量に流れることを確認する

水の増減はゴム玉のくさりの長さで調整する

約1時間程で完了

やってみないかい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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