MS-09 ドムの頭部モデルを組み立ててみた
装備重量80トンという重量級の機体の為かなり大柄なデザインだ
移動に際しては脚部にホバー搭載して時速380kmでの走行が可能
頭部を上から見てみると空気抵抗を考慮してなめらかな曲線を描いている
頭頂部側面はわずかにえぐられ空気をきれいに流している
頭部側面は後方に向けて広がり大きく丸まって後部で繋がっている
特徴的なモノアイの前面には透明なカバーがされており、わずかに曲面になっていて空気抵抗に考慮されている
頭部装甲板は空気抵抗を考慮してあるが十字に動くモノアイを側面からカバーする装甲は大きく張り出しており空気の流れを阻害している
とくに頭頂部の装甲は前面に大きく張り出し前下がりになっており、ここに大きな空気だまりが発生しており透明カバーが汚れやすいのと、モノアイの光学レンズの広角範囲をせばめ上方視界を制限している
頭部装甲は頭頂部は側面から後部まで一体成形になっている
頭部側面は側面から後部までで途切れ左右を後部で接続してある
この3つの装甲が上下で接続されており、この大きな頭部を少ない部品で構成する事で砲撃等の防御力を上げている
モノアイ周りの装甲は別パーツで構成されておりセンサー類の整備性を上げる為に上下に分割出来るようになっている
モノアイの透明カバーからのぞくと動力パイプが見える
これを見るとモノアイを左右に動かすレールの前に動力パイプがありモノアイは下方には動かない事がわかる
十字に動くように見えるがモノアイは左右と上方に動き下方の光学レンズの視界は正面のみにモノアイが来た時、透明カバーが下に伸びているため広角レンズの下方視界が得られるようになっている
特徴的なモノアイの十字デザインだがMS-06 ザクと比べても正面上方視界は優れているが下方は限定的で大差ない
それよりもMS-06 ザクは左右視界が大きくとれ地上戦では優位なのに対しMS-09 ドムはモノアイの左右可動域がせまいのだ
その上モノアイを覆う装甲板がある事で一段と狭くなっている
首関節の防御は胴体側から立ち上がっている装甲で守っているが前面のみで防御力は高くない
後発の機体でありながら頭部構造は複雑化しているが、その内容は大きな進歩は見られない
防御力を装甲強化に特化するか、装甲を狭めてでも広い視界による敵早期発見に特化するかMS-09 ドムの頭部をみてるとどちらも選んで中途半端に見えるのだ
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