20年間ノートラブルで来たKSR-2だったがエンジン周りがオイルでベトベトになっていた
よく見るとホースが2箇所割れてそこからオイルが垂れていた
たどってみるとオイルポンプからキャブレターの手前につながるホースのようだ
キャブレターにオイルがいかないと2ストはエンジンが焼き付いてしまう
このままでは走り出せない
出先で割れなくて良かった
このホースがだいぶ硬くなっていたのは知っていたがこんなにパックリ割れてしまうとは思わなかった
とりあえず内径と外径をネットで調べてみると内径は3mm、外径は6mmだった
ホームセンターで同サイズの耐油ホースを1m140円で買ってきた
ピンク色でかなり柔らかいホースだ
まず付いているホースを取り外す
ホースはクリップで上下とも固定してあってラジオペンチで摘んで外そうとしたが固着して外しにくい
結局引きちぎったが差し込み口に固着したホースの残骸はけっこう苦労して取り除いた
新品のホースを適当な長さに切ってオイルポンプ側に差し込んでクリップで留めた
エアをかませないようスポイトでオイルをホース内に満たそうと思ったがホース内の空気が抜けないのでオイルが入っていかない
最初からやり直し
今度はホースを長めに切ってKSR-2のオイルタンクに差し込む
ホースをストローにしてオイルをホースの途中まで口で吸い込んだ
ホースの上の口を指でふさいでオイルが落ちないようにしてオイルポンプ側にホースを差し込んでクリップで留めた
後はオイルの満たされたホースをキャブレター側の穴に合わせてハサミで切断して差し込みクリップで固定した
これでエアを噛ませることなく交換終了
小さな空気の粒が2つほど見えるが気にする程でもない
エンジンをかけてアイドリングで様子見てオイル漏れを確認
試乗に出かけたが問題無く走行出来た
小さな部品だが非常に重要なところで点検を怠るとエンジンを修理しなければならない故障にもつながるため大きな出費になる
みんなKSR-2は大丈夫かい
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