思い返してみてもこいつのプラグは交換した記憶が無い
メーターを見てみると
6546km交換してもいい距離だろう
5000kmか6ヶ月で点検は定期的にしておいたほうがいい
スクーターのメンテナンスはカバーに車体が覆われていてなにをするにもやりにくいのだがレッツ4パレットはプラグホールに真っ直ぐにプラグレンチが入っていけるようにメンテナンスハッチが設置してある
メンテナンスハッチの蓋はプラスネジ1本で固定されていて蓋の裏に爪が無いので取り外しで破損する事も無い
中はだいぶ暗いし狭いがプラグはシリンダーヘッドに斜めに取り付けられていてメンテナンスハッチからプラグコードの頭が真っ直ぐ見える
プラグキャップは汚れや防水の為広い傘の付いたものでプラグキャップの根元を持って真っ直ぐ引っ張ると簡単に外れた
プラグコードを持って引っ張ると断線の原因になるので注意すること
プラグを外す前にプラグ周りの汚れは取り除いておかないとプラグホールに入ってしまうかもしれないので注意が必要だ
プラグはプラグレンチを真っ直ぐに入れるとカチッとはまるので取り外しは簡単だ
ただし外す際にプラグが入っていた角度は良く覚えておこう
でないと入れるときにネジをいためてしまうこともある
最近の原付は車載工具がないのでプラグレンチを購入した
プラグレンチはエーモンの16mmを選んだ
ディープソケットの16mmとTレンチでも問題ない
プラグはNGKのCR6HSAを使用した
品番を変えない方がいいだろう
品番からネジ径10mm抵抗入り熱価6番焼け形ネジ長12.7mm銅芯入りとわかる
ネジ長が違うとピストンに接触する恐れがあるのでへたに変えない方がいい
取り外したプラグと新品を比べて見る
プラグの点検はウェスで全体を拭いてガイシ部のひび割れの有無を見る
次にターミナルヘッドとプラグコードのガタがないか確認してガタが大きいならターミナルヘッドだけでも交換しておく
ターミナルヘッドはアルミ製なので磨耗しやすい
次に電極部のカーボンを真鍮ブラシ等やわらかいもので清掃して中心電極と接地電極のギャップがが0.8~0.9mmであることを確認
電極の磨耗の有無を見て丸くなってたら交換
プラグの先端は薄茶色に焼けていて綺麗ものだった
50ccはかなり高回転で回すので調子が良いのだろう
キャブレター車のころはプラグの焼け具合でトラブルを推察していたが最近のインジェクション車は排ガス規制で混合気が薄いようでトラブル推察がしにくい
次にプラグをプラグホールに取り付けるが角度さえあっていれば抵抗無くするする入っていくはずだ
ちょっとでも抵抗があったらすぐ中止しないとネジ部をだめにしてしまう
狭いのではじめからプラグレンチを使用しての作業になるがネジ部がしっかり入ってしまうまで力は入れちゃだめだ
最後に1回転ほど締めこんで完了
あとはプラグコードを取り付けてメンテナンスハッチを閉じるだけ
簡単な作業だから自分でやってみるといい
愛着もわくというものだ
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