日産の新型フェアレディZコンセプトモデルが発表された
現行型のキャリーオーバーだが随所に過去のモデルのデザインを取り入れているそうだ
最初に見た感想はシンプルであまり印象に残らない感じがした
デザインの良し悪しの感じかたは人それぞれだ
だが最近のフェイクばかりのダクトやマフラー、空力パーツにはウンザリしていた
しかしこの新型フェアレディZにはそれらが見られない
フロントバンパーには大きく四角い穴が一つだけでフロントブレーキの冷却穴やフロントタイヤにエアカーテンを作る穴も無い
これらの穴は大概黒いプラスチックでフタがしてあってダミーである事が多い
そのフタにフォグランプやデイライト、ウインカーを組み込んだりしてデザインされている
新型フェアレディZにはそれがまったく無い
媚びたデザインがこのバンパーにはまったく見られない
スポーツカーはこうでなくっちゃいけない
リアのスタイルはZ32に似せたデザインになっている
2本出しのマフラーがしっかり主張していて排気管の数をいたずらに増やしていない
ヘッドライトのデザインは賛否がわかれるだろう
凄味より可愛らしさを感じてしまう
旧車のZのヘッドライトカバーの反射をイメージしたデザインだそうだがラグビーボールみたいな形でもう少しシャープな感じが欲しいか
運転席に6速マニュアルのシフトとハンド式サイドブレーキが残されたのは朗報だ
Zにはフェイクもギミックも要らない
タイムを競うだけのスポーツカーは道具としての信頼を薄くしてしまう
新型フェアレディZは機械のシンプルさが表現されて良いデザインだと思う
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