スズキスイフトZC83を買った
前はZC72だったんでどれほど性能が向上したのだろう
見た目はだいぶ複雑な曲面のパネル構成になっている
エンジンの下は完全に覆われていて下からの整備性は悪そうだ
LEDライトは複雑なデザインでカッコいい
欠点はやはりリアドアの開閉のしにくさと樹脂パーツの耐久性か
ドアだから爪で傷つくし日焼けでそのうち白く変色するだろう
内装はかなり複雑になっていて高級感はあるがセンターパネルのピアノブラックは傷つきやすく耐久性はかなり低い
使い勝手のよかった助手席下のトレーは無くなった
助手席背もたれ裏のコンビニフックも無くなった
スピーカーのツイーターとリアドアのスピーカーの標準装備も無くなって前ドアの2スピーカーのみになった
後部の荷物を置くスペースは拡大したとあるが二重底になっていたボードが無くなり底が深くなったので使い勝手は悪い
タイヤパンク修理キットが発泡スチロールのケースに収まっているが上に被さるカーペットは薄くて安っぽい
よく使う部分がかなり省かれたりしてコストダウンを強く感じてしまう
標準で装備された運転席のシートヒーターは便利だが温度調整が無いのでON、OFFで調整するしかない
ドアをロックするとドアミラーがたたまれる
ただでさえ壊れやすい折りたたみ機能なのに大きなお世話だ
ヘッドライトのHi、Lowの自動切り替えは精度が甘く信用できない
自動ブレーキの精度もカーブの途中で大型トラックとすれ違ったり立て看板があるとブレーキの表示と警告音が鳴ったりして信用できない
オーディオはディスプレイオーディオを選んだ
中国製の安いミュージックプレーヤーをブルートゥースでつないでみたが問題なく使える
ナビはアンドロイドスマホをダッシュボードから出ているUSBケーブルにつなぐとアンドロイドオートのアプリが自動的に起動して7インチのディスプレイに地図が表示される
スマホを一切触ることなくナビが使用出来るしステアリング上にマイクが装備されていて音声検索も可能だ
音楽を聴いていてナビ音声が重なると音楽の音が低くなる
地図は簡易的なものだが運転中に見るならこの方がいい
これで4万円程ならコスパは良い
スマホの地図を使うため更新にお金がかからない
ディスプレイオーディオはオススメだ
自動車の動力性能はかなり向上していてZC72(970kg)に対してZC83(870kg)は100kgも軽く馬力は91馬力と変わらないが加速性能は高い
ブレーキも車重が軽いので効きすぎるぐらいだ
制動は急に立ち上がる感じでコントロールに慣れが必要だ
この車の最大の欠点は5速マニュアルトランスミッションで1速から2速に入れる時ズリッという異音がたびたび発生する
もうひとつは新車時にミッションの慣らしが必要で3速と4速で時々弾かれ入らないことがあったが1万km程走って弾かれる事はなくなった
燃費もZC72がリッター21kmに対しZC83はリッター23kmと向上している
自動車としての性能は向上しているが使い勝手はあまり良くない
コストダウンが使い勝手に響いているのが見て取れる
ちょっと残念なモデルチェンジだ
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