うちにはスズキレッツ4パレットが数年前からある
近所を走るだけの使用だ
オイル交換は年に1回
1年で走る距離は毎年400km程度で毎日使っているわけじゃないのでオイルがそんなに汚れていないと思っていた
交換時に排出したオイルを確認すると真っ黒で少し残量が少ない
大型バイクのエンジンに入っている3リットルものオイル量ならたった400km程度で汚れてしまう事は無い
小排気量車だとせいぜい1リットル程のオイルしか入っていない
レッツに入っているオイル量は700ccだ
単気筒50ccでも立派な4サイクル4ストロークなのだからオイルの役割は大きい
バイクのエンジンはミッションオイルも兼ねている為さらに過酷だろう
短距離走行の為、油温が上がる前にエンジンを止めてしまうから水分も残りっぱなしだ
250ccのバイクのなかには1.2〜1.3リットル程しかオイルが入っていないモデルもある
この排気量なら走行距離も原付きバイクとは比べものにならないくらい走ることもあるだろう
オイルの汚れよりもオイル消費の方に問題があるだろう
オイル量に注意を払っていないと高速道路の長距離ツーリング中にエンジン焼き付きを起こしかねない
原付きバイクの使用は短距離移動が多いだろうけれど毎日使う事が普通の割にメンテナンスしてるのを見る事が少ない
せいぜい使えなくなったタイヤ交換を依頼するぐらいだろう
セルが使えなくてもキックスターターでエンジンがかかるなら高価なバッテリーなど変える事はない
ましてオイル交換などエンジンがかからなくなってから考えるぐらいだろう
おかげでほんの2〜3年でエンジンオイルが消費されエンジンが焼き付き高額な修理代がかかる
かくして走行距離の少ない不動車が生まれしまう
非力で軽量な為サスペンションや駆動部に消耗は少ないが外観の傷みが早くコストダウンで塗装もメッキも薄く雨ざらしで錆びやすく樹脂部は白くなってしまう
これが長期間大事にしようと思う気持ちをなくしてしまう
もう少しメッキの厚みを厚くしてもらえないものだろうか
フレームやホイールの塗装も薄すぎないか
新車から1年も経たずに赤い錆びが発生するのはいかがなものかと思う
LEDライトやスマートキーの様な商品価値を上げる方法より長期間愛着の持てる作りこそが大事な事じゃないだろうか
手放したくない程愛着を持てばメンテナンスに多少の手間とお金をかけるじゃなかろうか
今の状況だと本当に使いっぱなしで消耗されていくばかりでかわいそうだ
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